サプライズの弊害
前に友人の誰かがツイッターで言っていたことに重なる出来事があった。
そのつぶやきは「サークルの飲み会で誕生日祝いを組み込むなら出席者の誕生日をちゃんと確認したほうがいい」みたいなものだったと記憶している。
まったく同意で、人が集まる場でサプライズのお祝いを用意するなら、同じ理由で祝われるべき人がほかにいないか下調べをしてくれ。および地雷を踏みそうなら話を振ってくるな。
先日飲み会に呼ばれて行ったら、その場にいた年下の女の子の婚約祝いがサプライズに組み込まれていたのだった。プレゼントをもらったり、祝福の歌を歌ってもらったり。
それに対して、別にわたしにも同じようにしてとか、祝ってもらえなくて悲しいとかはなくただお祝いモードだった。
(というかわたしも自分からは言わないし)
ただ、サプライズの首謀者が軽いノリで「婚約まだなのー?」とわたしにも話を振ってきたのだ。嘘をつくわけにもいかず婚約した旨を伝えると当然ざわつく。
「えっ、あっ、おめでとう!」みたいな。祝うほうは当然気まずい。
祝われていたほうも居心地悪そうに不自然なタイミングで隣に来られて何度もおめでとうと繰り返されたり。
こちらとしても、人の誕生日パーティーで「わたしも誕生日なんですけど」と言わされたような、不本意な気持ちでいっぱいだった。
その後首謀者からはせっかくだから日を改めてなどと言っていただいたが、このコミュニティでは人のついでとはいえ急遽若干祝っていただいたのでやり直しみたいな真似をさせるのもしのびないし、今回のフォローのつもりならなおさらもういい。
もう一度強調しておこう。
サプライズのお祝いを企画する際ほかのメンバーにもいないのかは押さえておくべきだし、できないなら不用意に話を振って思わぬ事態を発生させないでほしい。あんな微妙な空気はいやだ。聞かれなかったらこちらだって言い出さない。そのくらいの空気は読める。
というか、わたしの交際年数も年齢もわかっててそのタイミングでそれ聞くかねえ。