カフェ観察
今日は一日中会社から出た宿題の本を読みながら過ごした。
結構面白い本のはずなのに、必要に迫られて急かし立てられるように読んでいるのでややしんどい。
とりあえず家で読んでいると寝そうになるのでカフェで3時間近く居座って読んだ。
そのカフェは四角形から入り口だけが廊下のようににゅっと突き出ており、客は数歩中まで入らないと店員とアイコンタクトを取ることができない。
近くのデパートが初売りの日なのでお店は概ね混んでおり、たいていの客は一度入り口近くまで戻され、廊下部分に置かれた椅子で待たされた。
しかしこの椅子の位置が悪く、店員の死角になってしまう。
後から来た客が顔をのぞかせ先に通されたり、椅子で待っている客が忘れ去られたようにいつまでも通されなかったりすることが何度も起きていた。
イノベーションがどうのという本を読んでいたので、ケチをつけるつもりは全くなく、どうすれば解決できるのかをボーッと考えながら眺めていた。
とはいえ、私の頭から出てくるアイデアは
入り口近くのテーブルを一つなくして、もっと店の内側の店員から見える位置に待機椅子を置くとか、
店員の1人は新規客の案内を最優先にするという担当者を決めて待っている客のことを常にきちんと把握しておく
といった素人っぽいものしかなかったけど。
そしてそんな大変そうなカフェに3時間近くも居座ったわたしもたいがいである。