つつがなく、しなやかに、

都内の20代OLの小さな楽しみを書き留めていきます。

しょうらいかん

最近会社の人にせよ学生時代の友人にせよ、誰かとお酒を飲んでいると必ず結婚の話題が出る。

人生というスタンプラリーで必ず通るべきチェックポイント的な扱いなのかもしれない。

 

正直結婚に向けたアクションでわたし自身が取れるものはもう何もないと思っていて、相手が状況を動かしてくれたときのための備えを粛々と進めていこうという気持ちでいる。

ただ、不安がないわけではない。交際を始めるタイミングからすでに結婚を視野に入れようと話していたし、そのまま2年が過ぎようとしている。

その間にわたしの両親には挨拶を済ませているし、その場でも結婚を考えているとはっきり表明してくれた。

しかしそこからの進展は今のところ見られない。

わたしのぼんやりとした人生設計では、35歳を過ぎて子育てを始めるというのは含まれておらず、かつ結婚後の2年ほどは子供を作らず二人で楽しく過ごしたいという願望がある。

それをかなえるためのタイムリミットは刻々と近づいている。

どこまで計画的に、まじめに考えているのかが見えないので、たまにわたしがつっかかってはけんかになる。

 

この年になっては、今を楽しむためだけの彼氏は正直微妙だなというのが本音。

今を楽しみたいだけなら、友達もいるし、逆に彼氏がいないほうが自由が利くくらいだ。

自由を捨ててまでも彼氏をつくろうというのは将来の約束のためである。