糖分をこの手に
会社の課題が終わらずものすごくイライラしていた。
なぜ年末年始を狙い撃ちして課題を出すのか、なぜ例年より増えているのか、これは年末年始ゆっくり休むなという嫌がらせなのかなど(だいたいわたしの仕事が遅いせい)と考えていたら、イライラがピークに達したのでいったん投げ出して新宿で「不思議で美しいミクロの世界展」を見に行った。
明日まで開催されるので、今日を逃したらもう見られない!という焦燥感もあった。
結果、見に行って大正解でとてもとても素敵だった。
さほど広くはないのでぺろりと鑑賞できてしまうが、引き延ばすだけでこんなに不思議で美しくなるのかと感嘆するばかり(気持ち悪いものもある)
幻想的な雰囲気に心がいっぱいになった。
そしてわたしのスマホのロック画面は放散虫、壁紙は神経膠細胞になった。
ほかに大好評の腎臓結石などもお気に入りである。
そして白粒石の色合いがなんか懐かしい色合いでとりあえずわたしがファーストアルバムを出すならジャケットはこれがいいというわけのわからないことを考えた。
ほかに用はなかったが、まさかの滞在時間15分で帰るのもどうかと思いミロードのスタバでバナナのフラペチーノ(新商品)を購入した。
(「バナナの果肉は入ってるんですか?」「入ってないです」「よし!これにします!」というやり取りをした)
一口飲んだ瞬間、幸せに包まれた。
いまわたしに足りなかったものは糖分と水分なんだと感じるくらい。
試しにコーラを買って帰り、課題で嫌になるたびに一口ずつ飲んでいる。
嫌ゲージが少し下がった。
糖分は偉大なのだ。